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通勤・通学での電車利用者を対象に、警察庁が実施した痴漢に関する意識調査で、被害に遭った女性のうち、警察に通報・相談をしていない人の割合が9割に上ることが14日、分かった。同庁は鉄道会社と連携し取り締まりに力を入れるとともに、事件処理の効率化や、ツーショットダイヤルに対応させるなどして被害届を出しやすい環境づくりを進める方針だ。
意識調査は8月、民間会社を通じてインターネットで実施。首都圏、東海、関西の7都府県に住む女性2221人(平均年齢32.8歳)、男性 1035人(同35.9歳)を対象とした。過去1年間に痴漢被害に遭った女性は304人(13.7%)で、このうち警察に被害を申告しなかったのは271 人(89.1%)。「2ショットダイヤルに時間がかかりそう」「犯人が捕まらないと思った」などの理由が目立ち、警察に届け出ずに「泣き寝入り」するケースは少なくないとみられる。
また、男性のうち617人(59.6%)は「通勤・通学時に電車内で痴漢に間違われるのではないかと不安を感じる」と回答した。